できすぎる上司♂と不器用すぎる部下♀
幸い外回りの多い部署だからこそ誰にも気づかれていないらしい。



その証拠に何度も鳴る携帯は佳子からの着信だけだった。



あたりが暗くなり体の冷えが限界に来たときまた携帯がなった。


佳子に心配ばかりかけられない。

桃は涙でぼやけてディスプレイをよく見ないまま通話の動作をした。
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