できすぎる上司♂と不器用すぎる部下♀
「会いたかった。顔が見たかった。声が聞きたかった。触れたかった。」


顔を覆ったままの桃にはその声が誰の声だかがすぐにわかる。


間違えるわけがない。


「好きだ。愛してる。」


桃は声を漏らして嗚咽して泣きはじめる。
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