拝啓 元カレ上司サマ

探偵登場


優希はまだ気付いていない、煌太が動き始めたことに…。



煌太はある男の元に向かっていた。

あるマンションの一室のドアを叩き、煌太が招き入れられる。

そこは、ソファとテーブルが置かれているだけで、余計なものはひとつもない。

「今日はどういったご用件で?」

50歳は過ぎているであろうその男から手渡された用紙に、氏名や住所などを書き込んでいく。

「ほう、奥様の素行調査ですね?」






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