拝啓 元カレ上司サマ

麗香は、寝室のベッドの上で目を覚ます。

時計の針は、朝5時30分を指していた。

あれ?確か夜中に…と思って、起き上がろうとすると、彼女の隣には煌太が眠っている。

麗香がごそごそ動くので、煌太も目を覚ましてしまったようだ。

「麗香、今日は日曜だぞ。起きるにはまだ早いよ」

そう伝える煌太は、まだ眠そうに目を擦った。

あれあれ?昨夜のことは、夢だったのだろうか?






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