拝啓 元カレ上司サマ

再出発


元々、メールを送るつもりはない。

麗香自身の気持ちに区切りを付けるために、想いのままをしたためたのだ。

どうせ地方の事務所だから、煌太の情報なんて沙穂に聞かない限り入って来ない。

心機一転頑張るんだと、自分に言い聞かせる麗香であった。






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