Spring -盗撮-


「まぁ普通そういうリアクションだよね。

でもここは上層部の間で“ファントム”とも呼ばれてる・・

存在するはずの無い捜査6課なの。」


「話を遮ってすみませんが、それならどうして5課じゃないんですか?」


「時代はどんどん進んで、
犯罪の手口も巧妙化されていく。

今の私達には想像もできない、
新しい犯罪が出てくるかもしれない。

だから捜査5課はその時の為に空けておかなければいけない・・

・・って平松さんが言ってた!」


「・・そうですか・・・で?この6課は何のヤマを扱うんですか?」


「この説明が一番難しいのよねぇ~。
・・ざっくり言うと、何でもやる!」


「・・・・なるほど・・面白い。」

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