いつも側にいてくれたのは君だった
高校1年生。新しい環境。

と言っても、君とはいつも一緒にいる。

「隼翔!おはよー!」

毎朝、大声で君に挨拶するのが日課だ。

「笑、いい加減デカイ声で声かけてくんのやめろよ」

「何よ、クールぶっちゃって。私から毎朝の楽しみを奪う気?」

「そんなの楽しみにするのやめろ」

「やだよーだ!」

彼の名前は相沢隼翔。私の幼馴染。そして好きな人。

「それと、あまり学校で話しかけてくんなよ?」

「え、なんで?!」

「噂されても困るから」

別にいいじゃんよ、噂くらい。

「彼女出来なくなっちゃうもんね〜?笑」

「余計なお世話」

もう!いつからそんな無愛想な男になったのよ!

昔はもっと可愛かったのに……

まぁ、それに理由があるのは私が1番知ってるんだけどね。


< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop