溺愛彼氏は最強総長
STORY ONE

別世界の5人組

「はる~!おはよっ」
「るーちゃんっおはよー!」

私の朝はこんな会話からはじまる。

‘はる’こと私星崎遥花はパパの弟のちーちゃんの学校、星蘭学園の1年生。

勉強も運動も一般的な私だけど、こうしていつも、親友のるーちゃん(冨田るなちゃん)がいてくれるからがんばれるんだ!

「今日数学の小テストあるんだって!!!はる、知ってた?笑」
「うそ・・・昨日、そんなこと言ってなかったよ?」
「はる寝てたもんね~」
「あはは・・・」

なんてことだろう。
よりによっていちばん苦手な数学のテストがあるなんて。

そんな他愛ない会話をしながら2人で教室に着く。私のクラス1年4組。
1年生は全部で10クラスあって1組から頭のいい順に振り分けられる。

テスト頑張らないとクラス落とされちゃう・・・

そんなことを考えて支度を進めていると、廊下から女の子のキャーキャーする声が聞こえてきた。

毎日のことなんだけど、やっぱ気になるから廊下へ出ちゃう。

そこにはイケメンで背が高くてスタイルのいい5人の男性(?)男子(?)がいた。


手前から順に

無言の黒髪くん。

チャラチャラした感じの金髪くん。

すごい目付きで女の子を睨んでいる銀髪くん。

メガネを掛けて腹黒い笑顔を向ける白髪くん。

可愛くてか犬みたい感じの茶髪くんがいた。

それを見た女の子たちは

「きゃ~♡」
「龍冴様~今日も素敵!」
と、なんかファン見たい・・・。


あの5人は‘龍冴’っていう強い暴走族に入ってるんだって!
この学校の生徒のほとんどが龍冴にち入ってるってちーちゃんが言ってなぁ


「今日もすごい人気ね」

いつの間にか隣にいたるーちゃんがぽつりとはなつ。
「う、うん・・・確かにイケメンさんだよね」

「はる、理事長って確か龍冴の元総長よね?」

「あ、うん。ちーちゃんが俺は龍冴だったんだぞ!って言ってた~」

「いいなぁ私もそんな家系に生まれたかった」

「え、私は喧嘩とかできないよ?」

お父さんお母さんも裏の世界?では結構有名らしい。
おまけに唯一の兄弟、お兄ちゃんも世界で1番の族のトップなんだって~

「そうじゃなくて!!!いやまぁ、そうだけどね、みんな美人じゃない!」

「確かに私以外・・・整った顔してる」

「いや、あなたもよ!」

「眼科付き添うよ!」

「これだから無自覚は・・・」

「え?」

「こっちの話」

るーちゃんの方が美人さんだと思うけどなぁ

るーちゃんは顔が整ってる上にひ背が高くスタイルがいい

お歩いてるこ男の子達がこっちを見て「かわいい」って騒いでるもん。

一緒につ並ぶの辛いくらい泣

「はる?もうチャイムなるよ?」

「わ!ほんとだ!」

めいつの間に目の前の人だかりはなくなっていて、私はつい慌てて着いた。


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