Love is GAME
ちょっと、ドキッとする。

「心配しないで。ちゃんと一人で帰れるから。」

『心配するよ。大事な彼女だから。』

まただ。

胸がジーンとして、温かさが体中に伝わって行く。

なに?私、感動してるの?


『じゃあ、七恵さん。おやすみなさい。』

「ああ……おやすみなさい。」

電話を切ると、私はスマホを、大事に枕元に置いた。


分かってる。

彼女だから、好きだから、大事にしたいんだって。

そんな事知ってるけれど、そんな高校生みたいな恋愛、久しぶりにした。
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