雨の日の夜、決して交わることない私たちは出会ってしまった


蓮君はどうして私の欲しい言葉がわかるの?




そんなこと言われたら嬉しくて涙が出ちゃうよ。




「っうっ、れ、んっ、くん。たすけてっ」




泣きながら言うとすぐにみんなは扉を開けて入ってきた。




「美愛!」




蓮君が名前呼んで倒れてた私をそっと優しく抱え込んだ。





「蓮君、みんな・・・」




「喋んなよ。痛いんだろ?」




ぶっきらぼう言うリュウだけどその言葉に優しさを感じた。




「バカ美愛、一人で抱え込むんじゃねぇよ。」




仲間思いの秋帆君は傷だらけの私を見て泣きそうな顔をしてくれた。




「美愛ちゃん、辛かったね。病院に行こう。」




心配をしてくれる奏さん。




「お前はもっと自分を大切にしろよ。自分を傷つけるなよ。」




私以上に私を大切にしてくれる蓮君。



彼らの優しさに私は何も言うことが出来なくてただ涙を流すだけだった。
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