*SOUZI*
「わかった」


沖田が光の方を見る


「どれくらいかかる?」

「2カ月は…」


会えなかった月日よりは、短い


「桜が咲くまでに帰ってこい
花見するって言い出す人がいるから」

「ふふっ永倉さんと原田さんね」

「酒は、飲むなよ」

「/////飲みません!」


慎太郎が見ていると知りつつ
光を抱き寄せ、額に口づけをした


「1人で大丈夫か?」

「はい」

「慎太郎は、俺が預かる
心配すんな」

「はい」


光が沖田を見上げる


「ん?」

「優しいから~
沖田さんじゃないみたい」

沖田が鼻をつまむ

「いひゃ!いひゃ!!」

「俺を何だと思ってんだ!?」

手を放しおでこをくっつけ
2人が笑う


慎太郎もつられ、微笑んでいた







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