*SOUZI*
「はぁ、やだな」

「クククッ 安心しろ
お前らが想い合ってるのも皆知ってる
総司、このままついててやるから
目を瞑れ、咳が出ると寝れねぇだろ
寝れる時に眠るようにしろ」


「はい」



経験した病だからこそ
沖田の悔しさもわかった



沖田の強さも知ってる土方は、治る
治してやろう!


何度も心で呟いた





沖田が深く眠りについた頃


「代わります」


山崎が交代にきた


「総司のこと、頼む」


「承知!」




山崎に労咳の薬の在処などを伝え
自室に戻る



こんな時、光がそばにいてくれれば
沖田も心強いのに
土方は、光に伝えるべきか考えた














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