*SOUZI*
出掛ける支度を始めたが
元気のない光

慎太郎が光に言った

「土方にしとけよ」

「沖田さん… 結婚するんだって…
私ったら、ちょっと自分の病が治りそうだからって、なんだか全て上手くいくのかと浮かれてしまったの
おめでとうって言えなくて、そんな自分が情けないなぁって!
りつさんと言ってね、とっても仲良くしてた…この前は、『お幸せに』って心から思えたし、言えたの
なのに…私、心が狭いのね…」

「あいつ… 結婚だと…」

「うん」

「諦めてくれて有り難いが…
いちいち腹が立つ野郎だ!!!」

「慎太郎… さあ!行きましょうか!」


城は、危険と判断した塚崎が屋敷を借り
そこに移り、療養することになった


診察の日なので、医師との待ち合わせに間に合うように城を出た




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