東大寺 瑠璃子
女官
美しく文武両道に成長した瑠璃子姫は、縁談が来るたびに断り続けていました。

縁談から逃げるように宮中の女官として住み込みで働くことに。

雪路様は心配でたまらず、「外出は常に男装するように」言い、夏盛様が使っていた公家の衣装を渡しました。
「仰せのままに。」
瑠璃子姫は雪路様の言う通りにすることにしました。
なぜか夏盛様の使っていた公家衣装を見るとなつかしくて着たくてたまりませんでした。
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