先輩に愛されすぎて。
すかさず、たっくんが私とみんなの間に


入る。


「たっくん…」


「は?拓くんも奪う気!?
ほんといい加減にしろよ!!」


1人の女の子がたっくんを器用に避け、


私の足首を蹴った。


「イッ…ッ!」


「テメェ!何やってんだ!」


痛くて足首を庇う私と、その女の子を怒る


たっくん。


この教室は普通ではあり得ないことが


起こりすぎている。


< 69 / 122 >

この作品をシェア

pagetop