いつか君を振り向かせられたなら
いつの間に私の背後にたっていた夢が即答した





まあ夢は平気そうだとは私も思っていた




しかし問題は美波だ





「美波は大丈夫なの??だって一応3人とも男子だよ…?」





最後の方の言葉は村田くんたちに聞こえないように小声になる





「私は・・・村田くんいるし・・・私もOKだよ〜」





私たちにしか聞こえないような小さな声で美波も了承した





美波は頬を赤らめて村田くんを見ている





あれ?もしかして美波は村田くんのこと好きってやつなのか…




美波の様子を見ているとそう思えてくる




今まで私たちは何年も一緒にいるが恋愛系の話をあまりしてこなかった




これを機にたくさん聞いてみようと心に決めた
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