お見合い求婚~次期社長の抑えきれない独占愛~
そんな人と、いったいどうやって付き合ったらいいっていうの……?

結婚なんて、本当に出来るの?

私なんかでいいのだろうか、そんな感情すら湧き上がってきて、途端に彼が遠い彼方に存在するお星さまみたいな存在に思えてきた。

「しっかりしてよ……」

控えめに、パン、と頬に両手を打ちつけたものの、もはや自分がなにと闘っているのかもわからない。

とにかく、彼の甘い言葉と口づけであっさりと篭絡されてしまった自分が情けなくはあるのだが。

……本当に、どうしたらいいのかわからないよ。

もし次に会ったとき、家に連れて帰りたいなんて言われたら、拒めないな。そんなことを思いながら、いっそう頬を赤く染めるのだった。
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