目覚めたら契約花嫁

ロイvs凛

「はぁー。」

「うーん。」

「はぁー。」


静かな部屋に谺する溜め息。

勿論、私の溜め息だ。


「あーん、どうすれば………。」


こんなに悩んでいる訳は昨日に遡る。


………………………………

『わかった。』

『ロイ、本当に?』

『ただし、自分で探すんだ。俺は探さないし、手助けもしない。』

『自分で?でも私は知り合いもいないし………。』

『なら、諦めるのか?それでもいいが?』

『………。』

『もう一つ。必ず俺の許可を得て仕事をするんだ。』

『………。』

『リン、どうする?』

『やるわ。』

『そうか。必ず俺の許可を得るように。』


………………………………


ロイは私が一人で仕事なんて出来ないと決めつけている。


「絶対に負けない!」
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