クールな君と秘密の恋を。


「あ!これ乗ろう!このジェットコースター前にも乗ったよね〜。理人が怖がってたやつ!」



「は、怖くねーよ。行くぞ。」



と、理人は私の腕を掴んで乗り物の受付の所まで行った。


強がっちゃって。


ほんとは怖いくせに、私の為に一緒に乗ろうとしてくれている。


優しいなぁ。


あとでアイス買ってあげよう。







「いや〜いっぱい乗ったね!楽しかった〜。」



「…莉子、すげーな。」



私達はいっぱい乗り物に乗ったあと、近くにあるベンチで休憩していた。



理人はジェットコースターにいっぱい乗ったからげっそりしている。


ちょっと申し訳なくなった。



「ほら、アイス買ってくるから待ってて!」



「チョコね。」



「わかってます〜。」



そして私はチョコとストロベリーのアイスを買った。


戻ろうとした時、


< 207 / 232 >

この作品をシェア

pagetop