クールな君と秘密の恋を。



「理人、愛してる。」



そして私は理人の唇にキスをした。



「…っ」



「行ってらっしゃいっ!」



「っい、行ってくる。」



泣いているけど、笑顔で理人を見送った。










「…ほんとやってくれる。行きたくなくなるじゃんか。」



理人が飛行機の中でこんな独り言を吐いていたなんて私は知る由もない。



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