部室の呪い
『壁に…打ち付けられて…』


桐山先生は泣いて。

喋れなくなったのを篠萩先生がバトンタッチ。


『心臓に…ナイフが…刺さってたんだ…』


『そ…んな…』

『ひどい…っ』


あまりの酷さに動揺を隠しきれなくて。

練習が出来る状態じゃなかった。


悲劇の朝練は、終わった。











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