部室の呪い
『人が…人が…』


そこには、

錯乱状態の卓球部の生徒と流れる血があった。


彼が指差した方には、

あの、部室が。


中には。


辻希。

三浦。

笠希。

芹浜。

起真。


が積み重ねられていた。


「あ…」


もう犠牲者を出さないで。

俺を連れてってよ。

〔イイヨ。オノゾミドウリ…ツレテッテアゲル。〕


これが、死ぬ間際の恐怖?












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