【完】俺の隣にいてほしい。
すると次の瞬間、心音が突然口を手で押さえながらあくびをした。
あくびをする姿ですらめちゃくちゃ可愛くてキュンとしてしまう。
「眠いの?」
俺が声をかけると、心音はちょっと恥ずかしそうに答えた。
「……あっ、うん。昨日ちょっと夜更かししちゃって、寝不足気味で……」
「マジかよ。大丈夫? もしかして、夜遅くまで勉強してたとか?」
「ううん、違うの。全然大丈夫だよ。ただ、ずっとマンガを読んでただけだから」
それを聞いてちょっと意外だなと思う。
心音もマンガ読んで夜更かしなんてするんだ。
「へぇ。どんなマンガ?」
「えっと、少女マンガなんだけどね、読み始めたら続きが気になって、つい最後まで読んじゃった」
「ふーん。やっぱ女子って、少女マンガとか読むんだな。恋愛の話だろ」
「うん。すごくキュンキュンするから、読んでて楽しくて」
はにかみながらそんなふうに語る心音を見つめながら、ふと考える。
キュンキュンする少女マンガが好き……ってことは、男に興味がないわけでもないんだよな。
心音も恋愛したいとか、彼氏欲しいとか思ってんのかな。
そもそも俺と一緒にいて、どう思ってんだろう。
あくびをする姿ですらめちゃくちゃ可愛くてキュンとしてしまう。
「眠いの?」
俺が声をかけると、心音はちょっと恥ずかしそうに答えた。
「……あっ、うん。昨日ちょっと夜更かししちゃって、寝不足気味で……」
「マジかよ。大丈夫? もしかして、夜遅くまで勉強してたとか?」
「ううん、違うの。全然大丈夫だよ。ただ、ずっとマンガを読んでただけだから」
それを聞いてちょっと意外だなと思う。
心音もマンガ読んで夜更かしなんてするんだ。
「へぇ。どんなマンガ?」
「えっと、少女マンガなんだけどね、読み始めたら続きが気になって、つい最後まで読んじゃった」
「ふーん。やっぱ女子って、少女マンガとか読むんだな。恋愛の話だろ」
「うん。すごくキュンキュンするから、読んでて楽しくて」
はにかみながらそんなふうに語る心音を見つめながら、ふと考える。
キュンキュンする少女マンガが好き……ってことは、男に興味がないわけでもないんだよな。
心音も恋愛したいとか、彼氏欲しいとか思ってんのかな。
そもそも俺と一緒にいて、どう思ってんだろう。