腹黒男に恋をした
腹黒王子

腹黒王子との出会い

キーンカーンコーンカーン

「おーし!終わった!うららぁー帰ろ!」

私は高校2年生 重田 好美

「やっと終わったねぇ!」

この子は小学校からの親友
濱田 うらら! 可愛くて優しくてふんわりしてる

「あ、、でもごめん!一緒には帰れないや、、」

チラッと教室のドアを見るうらら

私もそっちを見ると廊下でスマホをいじって待ってる男が、、

あれは うららの彼氏 兼 私の双子の兄の重田大樹だ

「デートかぁ!楽しんでね!」ニヤニヤ

「う、うん!//」

さてと私も1人寂しく帰るか

その時


「きゃぁぁぁ!!相澤くんよ!!」

女子が一斉に騒ぎ出した

あぁまたか この学校には王子様とか騒がれてる男が居る

相澤裕樹くん
明るくて優しくて面白くておまけに凄くカッコイイ

私は興味がないけどね‪w

「あ、重田!今暇か?」

この人はうららのお兄さんであり、私たちの担任でもある濱島 崇裕先生

「えぇーまぁ暇ですけど」

「じゃあ手伝ってくれ!ここに置いてある道具全部1階の体育準備室に運んでくれないか?」

まぁ暇だしいっか



さて運ぶか

「え、重!」

しょうがないか、、

フラフラしながら階段まで来た

階段下が荷物で見えないから怖いなぁ

ゆっくりゆっくり1段ずつ降りていたけど

ツルッ

「うわぁ!」

痛、、くない!

え?なんで?

「おい」
ん?
「うぉ!!ごめんなさい!!」

そこには学校の王子 相澤くんが居た

私相澤くんの上に落ちちゃったんだ!!

どうしよ!!

「早く退けよ 邪魔」

怒っちゃったよ、、 とりあえず退かなきゃ!

「すみません!」

「俺が誰だか分かってんの? フッ まじ最悪なだけど 折れたら慰謝料請求な ほんと女ってうぜえんだよ」

あれ?相澤裕樹くんだよね?

なるほど本性はこれって事か

うわぁー
「性格悪っ」

ヤバっ

そう思った時には時既に遅し

「あぁ?」

もうどうにでもなれ!!

「それがアンタの本性?‪w女子がウザイ?あんたに言われたくないわ!」

「はぁ?!俺に口答えすんのかよ!」

もう何なのこいつ!
「するわよ!王子だかなんだか知らないけどね!!」

「お前名前は?」

絶対言わないもんね!

「言ったら何になんの?言うわけないでしょ」

ドンッ
これが世に言う壁ドンだ こいつにされても嬉しくないわ!
「名前は?って聞いてんだよ!それとも何?重田のパンツの色でも発表する?お前が見せて来たって」

いつの間に?!落ちた時見えたのかな?

そ、そんな事されたら学校から嫌われるてか、先生からの印象も!

絶対嫌だ!無理!リスクが高すぎる!

「し、重田好美」


「フッ‪w おもしれえ明日から覚悟しとけよ 好美ちゃーん ニヤッ」


さ、最悪だぁぁ!!
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