。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
「だって見てよ〜、あの初々しさ。
般若系の龍と違って、レイはちゃんと仕事して大人だもんなっ」


ニヤリ、と笑うシュウを睨む龍。

「悪かったな、プー太郎で。
どこ面接行ってもなぜか落ちるんだよ!」


あーだろうね。


なんつーか。


「あは、そりゃそうだろうね!
龍雇う場所は、もうアッチ系しかねーじゃん!」



そう、ミナミが笑ってる。


あー、アッチ系なら、確実合格だわ。


「なんだよ。
なんの仕事なら出来るって?」


そこ聞くんだ。

正直答えにくい質問。
















「極道に決まってんじゃん。
闇金か、ヤクザ系!!」




あーついに言ったよ、シュウが。

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