。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
「おい、邪魔すんなし。
魚さばく邪魔!」


レイが包丁の持ち手を変えた。
いや、さすがに危なすぎだ。
包丁まじでミナミに向かってるし。

「はいはい、わかった。
わかりましたよ、怖いなユウの弟は。
ユウを、見習って絵本読むわ!!」

絵本ってあれは、確実絵本じゃない。
女の子がたくさんじゃん。


「絵本!?
なんの絵本?あたしも見たい!」

うわ、、よりにより食いついたよあげは。



「あげは、バカになるからやめろ。
あれは、大人の絵本!」


龍がすかさずそう、言った。



「え、じゃあ龍も見るの?」


天然こわっ!

「俺はあげはにしか、興味ない!」

あげはが首を傾げた。

絵本曰く、怪しい奴って知らないあげは。

本当に可愛い。

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