。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
「いや、なんつーか。
つか、レイはどうすんの?
あげは、マジで白と付き合うとーー「白なら、あげはを任せられる。 勢い任せに傷つける龍なら、俺は、白と幸せになって貰いたい」



レイーーーー。


きっとレイは、これからも
あげはを好き。



変わらない愛はきっとある。
終止符はいつか、わからない未来。


「いいのか?
好きなんだろう?
体張って守ったんじゃん。
ボロボロになっても、あげはを守ったのはーー

レイだろうが。。」



あの日。





姫任命式で、喧嘩になった龍とレイ。



階段を踏み外したあげは。



"あげはっ!!"






あの日。




確かに助けたのは、レイだった。




龍でも、白でもない。


レイだった。



「俺は、弟の恋を応援したい。」




素直な気持ちだよ。


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