。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
「櫻井って看護師いるよね?
織原さんに、セクハラまがいの行為が見受けられました。
保護しますが、それとも櫻井って奴、クビにできます?」


「君はーーーー「彼女の恋人です」


今だけはーーーー、悪あがきさせて。


「本当かい?
織原さんーーーー君は「ーーーー恋人です。
すごく大切な人ですっ。私ずっと耐えてました。
櫻井さんからの異常なまでのーーずっとっ」


やっぱり、なんかあったんだ。


舞ちゃんが泣くのが辛いーーーー。


「注意を、呼びかけるから。

そのまま働いて貰えればーーーー「ふざけんな!!あんた、エライ人なんだろう?
看護師の気持ちも、分からない奴の場所居られるか、行くよ舞ちゃん!!
荷物整理して!!」


「黒くんっ!!
先生、私よりーーーー櫻井くんなんですね。
さようなら」



ナースキャップや、服を渡した舞ちゃんの瞳は濡れていた。


そしてーーーー向かった先は。


懐かしの倉庫。


< 21 / 334 >

この作品をシェア

pagetop