レンズの向こう、ホントの気持ち
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
あれは、私が中学一年生の頃の話。

私は、入学式の日に初めて告白をされた。

そのときは断ったけど、それから、

月に1回は必ず告白されるようになった。

そして、いかにもイケメンって感じの

先輩に告白された日。

その日から地獄が始まった。

もちろん私は振った。別に好きじゃなかったし。

しかし、次の日の朝、学校に行くと…



下駄箱の中に、ゴミが。

そう。嫌がらせが始まった。

これは後から聞いた話だけど、

どうやらその先輩には、ファンクラブ的な

ものがあったらしく、私がその先輩を振った

ことに怒ってやったらしい。

でも、私は別に気にしていなかった。

当時は、友達もたくさんいたし、

みんな私をささえてくれた。

でも、嫌がらせがエスカレートしていたある日。
< 2 / 13 >

この作品をシェア

pagetop