HAPPY-LIFE

ずるいで

「じゃあ玲時が轢かれそうになったのは翔琉への警告。話せば誰かが死ぬて・・・」
「私に話そうとしてたよ?」
「多分、脅されてる事苦しくなったから。自分の一番信頼してる人に聞いてほしかっやろ」
「仁さんが現れなきゃ聞けたのに」
「あ、俺の時も仁さんに声掛けられて話出来なかった!」

あれ?
これて偶然?

「だから車の中で話す事嫌がったのか」
「話たら乗ってた全員が大怪我してたと思います」
「だけどまだ聞いてへんのになんで・・・」
「もしかしたら携帯を渡してるの見て話したと思ったじゃない?」
「だとしたら話そうとした事で怪我させてしまった優希さん罪の意識を感じて目を覚まさないのかもしれません」
< 217 / 352 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop