青い星と赤の夜空

日曜日

−AM9:24

【ん……9時半か】


今日は昨日友利にも言った自分なりの捜査だ。

漣は集中する為にシャワーを浴びた。

【昨日聞いた限りでは…真実に近付く為には若菜さんが重要人物だな。他に死んだ人の友達のことも聞いてみよう】

髪を乾かし、朝食をとる。
ふとテレビの音が耳に入る。

<先日から続いております、野津高校の女子生徒の不審死について、人間心理学のスペシャリストであり、現城見大学教授の、高坂先生に起こし頂きました。
先生、今回の不審死について、どう思われますか?>


ありきたりな質問だ。
どうせこの人も他人事のようにしか考えていない。
きっと思春期の悩みや友達関係でで自殺したとでも思っているのだろう…。


<えー。高坂です。私は長年心理学を研究してまいりましたが、このような同じ学校の生徒、理由がないように思われる生徒ばかりが亡くなったという事例はありません。もしかすると、生徒達には人に相談できる悩みとは別段の、誰にも言うことができないような悩みがあったのではないでしょうか?その結果………>



ここで漣は、手を止めて自分の世界に入った。


【悩み…か。昨日若菜さんが言っていた佐原絵里に悩み事があるようには思わないが…………いや、どうだろう。この高坂が言うようにもし悩みがあるのであれば………】


漣は携帯を手に取った。


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