仮眠室で囁いて
「感動しますね。
先生、泣いてます?」

「うるせぇ」

麻美が白衣の裾をぎゅっと掴んだ。

「…やべぇな…。

麻美が出産したら、俺はあれ以上に号泣するな。

うーん、うちの病院じゃだめだな。
彼奴らにそんな姿はみせられねぇ…」

くすくす笑う声にはっとする。
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