仮面の裏でかくれんぼ
「おはよう!星華ちゃん!」

「おはよ〜!」

「星華ちゃん、リップ変えた?」

「えへへっ気付いた?ちょっと明るい色に変えてみた!」

「いいと思う!すごく似合ってるよ!」

「ありがとう!」

今日もいつも通り笑顔で朝を迎える。

笑顔なのはいいことだよ?

誰も傷付けないし、自分の人生もいい感じに

うまいこと進んでく。








私の名前は加土井 星華(かどい せいか)。

そこらへんにいる普通の女子高生。

笑顔なのは癖?かな苦笑

でも別に苦しくないんだ。慣れてるし。

ただ、自分の本当の笑顔忘れちゃったってだけ。

まあ仕方ないよね苦笑


さぁ、今日も1日頑張りましょう!


「せいちゃーん!おっはよ!」

「おはよ!くるみ!」

「えへへ〜朝1番にせいちゃんに会えるの幸せだ〜」

「あぁもう!なにこの可愛い子は!」

「ちょっと、痛いよせいちゃん笑」

この可愛い可愛い子は私の親友、大森くるみ。

母親同士が親友で、小さい頃からずっと仲がいいの!

私がどうしてこんなんになっちゃったかも知ってるんだ〜。

だから気を遣わなくていいしすごく安心するの。

くるみがいてくれたから今こうやって普通に過ごせてるし、ほんとに感謝してるんだ。



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