愛され女子になりたくて
「良かった、夢じゃない・・・」

起き抜けの健吾さんは、少し寝癖が付いていてカワイイ。

「健吾さん、おはようございます。どうしたの?」

「起きたら花菜美が居ないから、昨日の事は夢だったのかと思って・・・」

「夢じゃないですよ?」

「8時半か・・・俺も着替えて来るよ」

「健吾さん、私、鍵をまだもらってなかったんだけど・・・朝食の材料を買いに行きたくて」

「ゴメン!そうだったな・・・ちょっと待って予備のカードキー持ってくる」

慌てて部屋に行き、鍵を持ってきた。

「はい、コレだよ。買い物って、コンビニ?俺が行こうか?」

「ううん。何を作るか考えて買うから、私が行ってくる。健吾さんは、着替えておいて」

「わかった。何かあったら、連絡しろよ」

ミニトートに財布と携帯、カードキーを入れて玄関に向かいながら、

「珈琲淹れといたんで、飲んでて下さいね!」

と、言い添えた。


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