溢れるほどのすきをあげる。
「なんでもいーけど、予鈴なったぞ!急げ」


「なんでもいいって何!?笑あ、谷家くん先行っていいよ!!」


「ん。いつも思ってたけどさ、なんで時間ずらすの?戻る時間。」


「だから!前も言ったけど、クラスの人達にあらぬ誤解をされるの!あー、谷家くんがもう少し人当たりが良ければなぁ、…」


「は?俺が人当たりよかったら一緒に戻ってもいいわけ?」


「んー、まあ、もう少し人当たりが良ければ、特別じゃなくなるじゃん?優しいから一緒に食べてくれたんだよーで済むの!でも谷家くん冷たいんだもん。そんな冷たい谷家くんが私とだけ一緒にお弁当食べて話してるーってなるもん…」


「わかったわかった。じゃー先行くから。ちゃんと5時間目でろよ?」


「分かってるよー!」


分かってる、とは言ったものの。


授業出たくないなぁ〜…


よし、保健室行こっと。


6時間目から出ればいーや!
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