夜明け3秒前
そのあと、清さんと流川くんについて行き会場へと着いた。
すごく大きなところで、天井のシャンデリアが目に眩しい。
立食形式らしく、たくさんのご馳走がテーブルに並んでいる。
人が数えられないくらいたくさんいて、気を抜いたら迷子になってしまいそうだ。
「すまない。私はもう行くけれど、2人は自由に楽しんでいってくれ」
「うん、わかった」
清さんは足早に会場の中へ進んでいった。
たくさんの人に声をかけられていてすごく忙しそうだ。
そっか……
主催だって言ってたし、挨拶とかだけでも大変だろうな。
じーっと見ていて、ふと気づいた。
「流川くんは挨拶とか大丈夫なの?」
「んー、知ってる人にはするけど、全員にはしないかな。ほとんど知らない人だし」
「そっか」
少し安心した。
私はコミュ力高くないし、話も上手くないから。
「凛月、何食べたい?」
会場の中をぶらつきながら、並んでいるご馳走を見る。
サラダやお魚、お肉……
見慣れている食材が、おしゃれに綺麗に盛り付けされている。
どれも美味しそう……!
「うーん、迷っちゃうなあ……」
こんな贅沢な悩み、今まであっただろうか。
真剣に考えていると、「千那くん」と流川くんを呼ぶ声が聞こえる。
すごく大きなところで、天井のシャンデリアが目に眩しい。
立食形式らしく、たくさんのご馳走がテーブルに並んでいる。
人が数えられないくらいたくさんいて、気を抜いたら迷子になってしまいそうだ。
「すまない。私はもう行くけれど、2人は自由に楽しんでいってくれ」
「うん、わかった」
清さんは足早に会場の中へ進んでいった。
たくさんの人に声をかけられていてすごく忙しそうだ。
そっか……
主催だって言ってたし、挨拶とかだけでも大変だろうな。
じーっと見ていて、ふと気づいた。
「流川くんは挨拶とか大丈夫なの?」
「んー、知ってる人にはするけど、全員にはしないかな。ほとんど知らない人だし」
「そっか」
少し安心した。
私はコミュ力高くないし、話も上手くないから。
「凛月、何食べたい?」
会場の中をぶらつきながら、並んでいるご馳走を見る。
サラダやお魚、お肉……
見慣れている食材が、おしゃれに綺麗に盛り付けされている。
どれも美味しそう……!
「うーん、迷っちゃうなあ……」
こんな贅沢な悩み、今まであっただろうか。
真剣に考えていると、「千那くん」と流川くんを呼ぶ声が聞こえる。