大好きな人へ。
みんなでゲラゲラと笑った。



こうやって爆笑しているのを見られるのは私だけなのかな…



「あすかちゃん?どうしたの?ぼーっとしてたけど」



「あ、奏斗さん、大丈夫です。ちょっと考え事を…」



その時、携帯の通知がなった。



学校のホームページが更新されたという通知だった。



【学校の都合により、今学期の終業式を来週の水曜日に変わりましたことをお知らせします。急な変更で申し訳ございません。】



という内容だった。



そんなこと、あるんだ…



「どうしたの?」



「あ、ううん。ただ引っ越すの早くなるなー」



「「「え?」」」



「あすか、今なんて言った?」



「え?だから、引っ越すの早くなるねって」



「え?どういうこと?」



「ほら、」



学校のホームページを見せる。



「そういう、ことね」



「なら、荷造りしといた方がいいんじゃない?」



「あ、それなら私するから仕事に専念してよ。」



「あすか…でも、力仕事もあるだろうし」



「ま、引越しは俺らも手伝うから!荷造りだけしといてもらおうよ」



「そうだよ。」



「ごめんな。任せていい?」



「うん。ほら、ご飯食べよ。」



みんなでご飯を食べながらすごく楽しかった。



「ごちそうさまー!」



「ごちそうさまでした」



「ごちそうさま」



「うまかったー!」



「じゃぁみんなお風呂入ってきて!」



みんながお風呂入っている途中に洗い物をして、みんなが寝る所に布団をひいて…



私はみんながお風呂から上がるのを待った。



そして、みんながお風呂から上がってきた。



「ねー今日はさ、全員でここで寝よーよ」



「え?」



「それいいな!」



「はい?」



「私お風呂入ってきますね…!」



奏斗さん何言い出すだろう



そして、お風呂から上がって、みんなの布団を敷いたところに行くと…



ん?



1、2、3、4、5………?



増えた?



「よし!みんなで寝よー!」



「は、はい?」



「今日だけ、だから。いいでしょ?」



「はぁ…」



ま、いいか。



「電気、消しますよ?」



「おやすみ」



結局。寝れなかった。



最悪だ…授業中に寝るやつだ…



そして、私はまだ気が付かない。



この後、まさか…あんなことになるなんて




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