大好きな人へ。

疑問?

「いーちーかー!早く起きろー!」



「んー、まだ眠い…」



「早く起きないと学校遅刻するよ!?」



「へっ!?それは、やばい!」



ほんと、朝弱い…



お兄ちゃんもだけど、



その時私の携帯が鳴った。



「もしもし、」



『あすか?あと30分くらいでそっちに着くんだけど、今日メンバー泊まりに来るんだけどいい?』



「別にいいけど、てことは、私学校休まないとだね」



『そうなる、な…悪いな。』



「いいよ、今一花泊まりに来てて、今から学校送り出すから、ゆっくりめで」



『了解、ありがと。』



「お兄ちゃんから?」



「そう。ほら早くしなよー!私今日休みだから!」



「えー!?そうなのー?」



「お兄ちゃん達が遊びに来るって」



「なるほどね、じゃぁまた連絡するね」



「うん、ごめんね」



「いいよいいよ!じゃーねあすか」



「うん!また泊まりに来てね」



「もちろん!」



一花を無事送り出し、家の掃除を始める。



まず、みんなお風呂入るだろから、お風呂の掃除して…次は、リビング…最後にキッチンかな。



そして、最後の掃除キッチンを片していると…



「ただいまー!あすかぁぁぁ!」



「おかえり、ちょ、ちょっと!抱きつかないで!気持ち悪い!ほんと無理!」



「くっくっく、さすがあすかちゃんだねー」



「奏斗さん、隼人さん、雅さん、いらっしゃい。まだ散らかってますけどどうぞ。で、お兄ちゃんはそろそろ離れて、ほんとに気持ち悪い」



「ほら、遼、行くぞ。」



みんながリビングに行き、私一人キッチンを掃除していると…



「あすかー、なんか食べれるのある?」



「すぐに作る。なんでもいい?」



「んー、ありがとっ」



「はいはい、」



ささっとつまめるものを作って、リビングへ持っていく。



「どうぞー。お兄ちゃん洗濯物あるなら出して?」



「わかったー、洗濯機に入れたらいい?」



「うん、皆さんもあれは出しておいてください。一緒に洗濯しておくので」



「まじー?助かるー!」



「ありがとうございます。あすかさん」



「ありがとなーあすかちゃん」



一瞬、雅さんがあの人に重なってドキッとした。



声が似てるだけなのに…




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