同期は蓋を開けたら溺愛でした
14.手慣れてる

 アパートに寄ってもらい、着替えて降りていくと、アパートの外で待っていた大友を見てドキンと胸が飛び跳ねる。

 梅雨の雨間で晴れた今日は日差しが暑いくらいだ。

 その日差しを避けて木陰で待っている姿が、なんていうか……。
 絵になって、どうもいけない。

 意識し過ぎだから!

 心の中で自分を叱って、変にならないように普通を装って歩み寄った。

「待たせてごめんね。行こっか」

 すると顔をこちらに向けた大友が、鼻を軽くこすって視線をそらした。

「お前、その格好……」

「え? 変だった?」

 透け感のある白のスカートは夏らしくていいかなって思ったし、上は紺色のシンプルなシャツにして可愛く見え過ぎない色味を選んだつもりだったけど……。

「だって生足……」

「そ、そりゃ夏だし、サンダル履きたいんだもん」

 指摘されて急に恥ずかしくなる。
 内股にしてみても出ている脚は隠れない。

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