孤独な私が愛を見つけたら
6
どうしよう…。

翌朝、私はベッドから出ることが出来ない自分に動揺が隠せなかった。

身体が金縛りにでもあっているかのようだ。

枕のそばに置いてあるスマホの時間を確認する。

いつも通りの時間には目が覚めた。

なのに…、どうしても起き上がれない。

「どうしたんだろう…、私。」

どうも身体が火照っている感じもしない。

だから体調が悪いわけでもないみたいだ。

しかし、この疲労感はなんだろう。

とにかく身体が重い。

私は天井を見つめながら、途方に暮れる。

そして涙があふれた目に手を持っていく。

「今日はダメだ。」


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