私の主治医はお兄ちゃん





結局そのあと駿介と一緒にアイスを食べた。


アイスは私が食べたかったやつですぐに駿介が選んでくれたものだと分かった。



私たちは双子だから普通に選んだとしても自然と同じものを選ぶことが多いから。












優「美音。」

美「ん?」

優「今日は俺の部屋で寝て。」

美「え?なんで?」


優「何かあった時その方がすぐに対応できるし、気づいてあげられる。」



…ってことはまだ万全じゃないんだ。

こんなに体は元気なのに…




美「わかった。」

また入院になったらどうしよう…



そんな不安が襲ってきた。





駿「美音、そんな不安そうな顔するな。」

美「だって…」


優「そうだぞ。念のためだから…」


美「うん…」




そう言われても不安は消えそうにない…





はぁ…
なんでこんな体なんだろう…



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