私の主治医はお兄ちゃん







駿「美音??」


声をかけてきたのは駿介だった。



美「ゴホッ…しゅ……ゲホッ…ゴホッゴホッゴホッ」

駿「美音、ゆっくり呼吸して、焦らなくていいから。」


そう言われてやってみてるけど…


……出来ない。

駿介が呼んでくれたおかげで優也兄も来てくれた。


それでもどんどんと遠くなる意識。


優「頼むから意識だけは保っていてくれ。」





……だめだよ。
優也兄。



ごめん。



そこで私の意識はなくなった。
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