交わることはない

付き合ってる?☆☆


翌日、会社に着くと


「お前、どうなってんだ?」と、亮
「‥‥亮か‥どうした?」
「どうしたじゃない
鈴がお前と付き合いはじめた
と、回りに言ってるみたいだぞ。
お前、七湊ちゃんは
どうしたんだ?」
と、言う亮に

俺は、七湊からきた
   メールを亮にみせ・・

「お前に、注意されたのに・・

ドタキャンしても
わかった・・という七湊に
まったく、七湊を思いやる気持ちとか
なかった。

今まで、女とまともに付き合う・・
ことをしていなかった俺には
何も感じていなかった。」
と、頭を垂れて言う大夢に

俺は、呆れる気持ちと
同情とが入り交じって

「そうか、七湊ちゃんは
お前から離れたか・・
七湊ちゃんは、もう傷つくことは
なくなったんだな
良かったわ・・・
お前、七湊ちゃんと別れたなら
鈴と付き合えばいいじゃないか
本人は、そのつもりみたいだし

それに、お前から離れて
七湊ちゃんも幸せそうだったし。」
と、言うと
「俺は・・
鈴と付き合うとか
考えたことない・・・

なぁ、亮、七湊が幸せそうって
どういうこと?」
と、顔を歪めて言う大夢に

「お前、もしかして
  鈴に嵌められたんじゃ?」
と、言う俺に

「覚えてないんだ。
七湊の事があって
バカみたいに飲んで
朝起きたら鈴がいて
・・抱いた・・‥・」
「・はぁっ‥‥バカっ‥‥
鈴の思い通りじゃないか‥‥
鈴は、外堀から固めているし
抱いたのが、事実なら
責任とるしかないじゃないか。」
と、俺は言った。

「・・・・そんな‥‥‥」
と、言う大夢

「だから、良いのかって
何度も言ったのに
お前は、俺の忠告に
聞く耳もたなかった

でも、ドタキャンばかりの
彼氏より、一緒にいてくれる
彼の方が、七湊ちゃんも幸せだよ。
お前といるときに見せる顔とは
違っていたから。」
「亮、お前、七湊にあったのか?」
「あ~、嫌、あったわけじゃはない
社用で出たときにショッピングモールで
見かけたんだ。七湊ちゃんを・・
楽しそうにしていた。
きれいな顔をした男の子だったな」
「‥‥そうか‥そう‥なんだ‥‥」
と、いいながら
落胆したようにしながら大夢は、
自分のディスクに歩いて行った。

直ぐに、鈴が大夢にかけより
はにかみながら話していた。

大夢は、
聞いているのかいないのか、
わからない感じだったが・・

自分が巻いた種だ
自分で対処するしかない。

と、亮は、二人を
みながら思っていた
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