交わることはない

遥 と


はじめて①☆☆

遥から
「七湊、帰したくない。」
と、言われ
私も同じ気持ちだったから・・
「‥‥う‥‥んっ‥‥わたし‥も‥」
と、答えた。

遥は、私にキスを一度してから
私の手を取り歩きはじめた。

少し歩いた先の高層マンションが
遥の住んでいるところみたいだ
「遥っ・・ここ?・・」
と、びっくりしていると
「ああ、ここだよ。」
と、中にどんどん入って行き

すると、コンシェルジュさんに
「おかえりなさいませ、大沢様。」
「ただいま帰りました。佐野さん。
あっ、こちらの女性は
俺の大切な人ですので覚えて
おいて下さい。」
と、さらっと言う遥に
「かしこまりました。
失礼でございますが、お名前を
お伺いして宜しいでしょうか?」
と、言われて
「あっ、はい。小松 七湊です。
よろっ、宜しくお願い致します。」
と、あたふたと答えると
「クスッ、ご丁寧にありがとうございます。
わたくしは、コンシェルジュの
佐野と申します。
宜しくお願い致します。」
と、言われて
「はい。」
と、答えた
「あ~、佐野さん、
七湊の指紋認証登録をお願いします。」
と、遥が告げ
「かしこまりました。
では、小松様、こちらに」
と、言われて
遥をみると
「指紋認証登録をしといて。
俺がいなくても、部屋に入れるから。」
と、なんともないように言われて
「えっ、私が?」
「七湊以外に、俺が誰を部屋に
入れるんだよ。
七湊は、俺が七湊以外の女性を
部屋に入れてもよいの?」
「‥‥いや‥だ‥」
と、言うと
遥も佐野さんもクスクス
笑っていて、
一人で真っ赤になってしまった。

無事に、登録も終り
エレベーターに乗り込む。

佐野さんは、エレベーターが
閉まるまで頭を下げていた。
「遥、すごいとこに住んでるんだね。
コンシェルジュさんとか
はじめてみた。」
「そう?俺がいなくても
佐野さんかかわりのコンシェルジュが
いるから、問題ないから。」
「私、一人でくることある?」
「あるよ、てか、いつでもきて。
ずっと一緒でも、俺は問題ないけど。」
と、遥に言われて
「‥‥‥もぅ‥‥」
と、赤くなる頬をおさえた。

50階建ての高層マンション
遥の部屋は47階だった
40階から上は、フロアーに
部屋数があまりない。
「すっご~い」
と、感心していると
「七湊、ここ。
解除方法覚えて。」
と、言われて
私の手で解除した。
部屋は3LDKで。

玄関はひろく
リビングダイニング、
遥の勉強部屋、客室(空いてる部屋)
寝室、お風呂とトイレ
お風呂も広くて
あちこち見学していた

「見学終わった?」
と、笑いながらリビングのドアから
こちらをみている遥に
「うん、広過ぎて遥、寂しくないの?」
「あまり、考えたことない
だけど、今日からは
七湊が帰った後は、寂しくなるかも。」
と、じっと見つめて言われ・・
「‥‥‥あっ‥‥えっと‥‥っ‥‥」
と、一歩ずつ下がると
「逃がすかよ。」
と笑いながら抱き締めてから
「改めて俺は、七湊、好きだ。
結婚を前提に俺と付き合って。」
と、言う遥に
「‥‥‥わたしもっ‥すき
   宜しくお願いします‥‥」
と、答えると
顎をあげられてキスをされた

なんども、角度をかえながら
私の唇を堪能していく
キスになれていない私は
息ができなくなり
口をあけると
ぬるっとした何かが入ってきた
えっ、遥の舌?
逃げる私の舌を遥の舌が
追いかけて絡めとると・・
「‥‥フゥ‥ン‥‥」
と、鼻から息がもれ・・
苦しくなり
遥の背中をトントンと叩く・・と
遥が唇を離して
「鼻で息しろよ」
「・・だって・・なれてないっ・・」
「えっ、うそっ、七湊、兄貴と。」
「あっ、そうなんだけど
キスは、軽くだけ・・かな・・」
「あの、兄貴が?」
「だから、ほとんど
     あってないから」
「・・嬉し・い・」
と、私の膝裏に腕を回し
抱き上げた
「きゃっ」
と、慌てる私に
「捕まっていて」
と、どんどん進んで行き
遥のベッドに
そっと下ろされて
上から見下ろす遥

その遥の瞳は、妖艷に光っていて
なんだか、怖くなり
私はズルズルとベッド上に
上がっていく‥‥‥と
逃がさないとばかりに
遥に深くキスをされ
頭が真っ白になっていく・・

えっと、覚醒したのは
自分の胸を自分以外の人が
触った感覚に・・
「‥‥ヒヤッ‥‥」
目をあけると遥が
私の胸を片手でもみ
片方に唇をはわせていた

もちろん、いつの間にか
私は、下着以外に身につけていない
ブラも取り外されて・・
わなわなともみあげられる胸
胸先を吸い上げられると
「‥‥‥アッ‥フゥ‥‥ン‥‥」
「七湊っ‥‥きれいだ‥‥」

所々‥‥遥の言葉が聞こえてくる‥

遥の手は、胸からお腹、腰へと
下りてゆき・・

太ももを前から後ろに撫で上げられ
私の中心へと進む

下着の上から触られて
「‥イヤッ‥‥」
と、足を閉じようとするが
遥の身体が足の間にあり
閉じることができなくて
身体を捩ると
そのひょうしに下着を取られ
恥ずかしさで
自分の顔を腕で隠す・・
「少しずつ入れるね」
と、遥が指を入れていく
「‥‥イタッ‥イ‥‥」
と、言う私に
「少しだけ、我慢して」
と、何度もゆっくり抽送を繰り返す

少しすると
「‥‥ウン‥‥‥ン‥」
私の声色が変わり

遥は、私の腕をどけて
私にキスをする
なんども‥‥
「七湊、好きだ」
と、言いながら・・・
キスで頭がまた、白くなると
遥は、着ているものを脱ぎ
「七湊、いれるよ
痛かったら、背中に爪たてて」
と、言いながら
少しずつ、私の中に入ってきた
「‥‥ウッ‥イタ‥ッ‥イ‥アア‥」
「キッ‥ななみっ‥だい‥じょう‥ぶっ‥」
七湊は、なんとかコクンと頷き
目をあけると
苦しげな遥の顔が見え
「‥‥は‥る‥‥すきっ‥」
と、言うと
遥が私の顔をみたので微笑むと
「ごめんっ‥がまん‥でき‥ないっ‥」
と、腰を動かす
それでも、ゆっくりと‥‥
徐々に深く、浅くを繰り返していき
「‥‥はるっ‥へ‥ん‥っ‥」
「‥ななみっ‥いっ‥しょ‥に‥」
と、言われて
腰を深く深く突き上げられて
「‥‥ア‥ア‥ン‥ン‥」
「‥ウッ‥‥クッ‥ハァ‥‥ン‥‥」
二人で果てて
肩で息をしながら抱き締めあう
「‥七湊っ‥だい‥じょうぶ‥?」
と、心配する遥に
下腹部に違和感はあるが
頷くと、ホッとした顔をした。

しばらく、余韻に浸っていたが
おもむろに遥が私を抱き上げた
「‥きゃっ、遥?」
「シャワーにいくよ」
「‥いやっ、一人でいける
  ・・はだかっ・・恥ずかしい・・」
「もう、隅々までみた」
と、平気で言う遥の頭を小突く
「いてっ」
「遥が、いやらしいこと言うから」
と、言うと
「はいはい、悪かった」
と、笑っている

もぅ・・と、思っているうちに
頭からシャワーをかけられ
遥から離れようとすると
足に力が入らなくて
よろけてしまい、遥がすかさず
支えてくれた
「クスッ、だから無理だって」
と、言われて
遥からされるがままに
身体や髪を洗われた。
終わると今度は俺の番と
遥の身体を洗わせられた

本当・・恥ずかしい・・

身体をもう一度と流していると
遥の手が私の胸を揉みあげ
先程の余韻からか
背中がゾワっとなり
意識がそちらに持っていかれている時に
後から遥が私の中に入ってきた
「‥‥‥アッ‥ア‥ン‥」
「ハッ‥‥‥フゥ‥‥ン‥」
後からなんども突き上げられて
グッタリした私を遥は
再び抱き上げて
身体を拭いてベッドに運び
自分の着替えと私に遥のテイシャツを
とりに寝室からでて
ミネラルウォーターとテイシャツ
持って寝室に戻ってきて
私に両方を渡した。
「ありがとう」
と、言う私に
頭をかきながら
「・・ごめん・・無理させた」
と、言うから
ううんと首をふりながら
「‥大丈夫‥‥でもっ・・もう無理・・」
と、言うと
「本当にごめんな。
   押さえきかなかった」
と、シュンとする遥に
「私も遥に触れたかったから
   いいの。遥‥‥好きだよ。」
と、言うと
遥は、顔を上げて私をみて
嬉しそうに笑って
「俺は、愛してる。」
と、言った。
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