交わることはない

小松家問題④☆☆

みのりは、少し広いツインの部屋に入り
スーツをなん着か添え付けの
クローゼットにかけ
荷物を整理し、シャワーを浴び
エドにLINEで
『エド、お疲れ様。
エドの気持ち、
とっても嬉しかった。
だけど、こんな私より、
エドにあったステキ人が
必ず現れるから。
私とは、よきビジネスパートナーで
いてほしいの。』
と、送った。

エドからは・・
『みのりを困らせる事は、
分かっていたけど
僕は、自分の心に正直でいたい。』
と、返信があった。

こんな私にこんな風に
言ってくれるなんて
揺れないわけがない

だけど・・・



東吾は、風呂から出て
もう一度、みのりと話そう

俺は、つい言わなくて良いことまで
言ってしまったと反省をしていた。

「みのり、あがったから
入ったらいい。
その後、話をしたい。」
と、言ったが
返事はなく
またか・・・と
思ったが、今夜は仕事部屋の
ドアを開けた・・みた・・

みのりの姿はなく
えっ、なぜ?ベッド?
みのりの部屋にベッドが
あることに衝撃を受けてしまった

みのりをトイレやリビングを
探すが姿はなくて
玄関に行くと
先程みのりが履いていたヒールが
なくなっていた

あいつのところへ・・・?

みのりの携帯をならすが
みのりがでることもなく
『どこだ?』
と、LINEするが
既読になることはなかった。


すれ違う
 みのりと東吾は‥‥‥
    いったい・・・・
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