交わることはない

笑子☆☆


七湊は、大学に入ってから
ずっと、大沢大夢先輩に
憧れていた。

先輩の卒業の日に
勇気を振り絞り告白をした

すると・・・・

じゃ、付き合ってみる

と、先輩に言われて

私に報告しながら気絶した。
緊張で、キャパがオーバーしたようだ。

七湊は、
誰もが認める可愛い顔
165センチの身長
(長い足・スタイルも良い)

瞳は、大きく
可愛い鼻
小振りな唇
ココアパウダー色の綺麗な長い髪は
背中まであり
耳から下には大きなウェーブ

歩くと髪がフワフワ揺れて
可愛い七湊の顔を引き立てている。

七湊とお近づきになりたいと
思っているやからは多く
合コンを設定して欲しいと
色んな所から声がかかっている

そんな、七湊に
大夢先輩は、何度も、何度も
デートのドタキャンをする。

付き合う事になって
先輩が会社の研修にいくまでの
二週間位だったか
その間は、二人でドライブ行ったり
映画に行ったり
ショッピングに行ったり
していたが・・

研修から入社式、部署に配属となると
「仕事・仕事・仕事と言って
土日もドタキャン
365日、毎日働いているのか?!」
と、言いたくなる

だけど七湊は、お仕事だから
と、言う・・・

本当は、凄く傷ついているくせに

どんなに七湊が、大夢先輩を
好きだったか
あこがれていたか
大学に入って友達になった
私だけど知っていた。
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