わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜
「ねぇ。悠。これどうかな?」

今日は買い物に来てる。
同僚の佐久間が結婚するので、結婚式の服を買いに来たのだ。

「うん。いいと思うよ。」

「もうすぐお兄ちゃんも結婚するから、両方着れるようにしときたいし。これだったら、上着変えたら二種類できるじゃん。」

そうだ。涼介くん結婚すんだった。
それは俺も呼ばれてる。

「いいじゃん。それにしたら?」

「じゃ、これにする。」


そのあとは、近くのカフェでランチして、俺のマンションに戻った。

そっからDVD見て、美湖が簡単な夕ご飯を作ってくれる。

美湖と週末遊ぶようになってから、俺のマンションにはキッチングッズが並ぶようになった。

会うたびに外食ばっかしてたらお金ももたないし、作ったほうがいいと美湖が言い出したので、キッチングッズも2人で買いに行った。

今日の夕ご飯は豚の生姜焼きとサラスパサラダ、に味噌汁。

美湖の飯はうまい。

「うめぇ。」

俺がうなりながら食べると、美湖は嬉しそうに俺が食べてるとこ眺めながら、自分もお箸を動かす。

まるで夫婦みたいなことしてるよな。


けど…実際は…
美湖に告る勇気もないヘタレな俺。

美湖が機嫌よく俺と毎週末会ってくれるだけで、満足してる俺だった。
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