俺と喋らない彼女との幸福な生活。
それで私は、

左腕で体を引きずりながら

ドアの方へ這い進んだのです。


ズルズルと音がしたかもしれません。

でも、その時の私は本当に必死で、頭が回らなかった。


やっとドアにまで手が届き、

通り抜けようと静かに扉を開こうとしたその瞬間、
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