空に向かって
しばらくして私は地面に座ったままぼーっとしていると、
「松田連れてきました!」
元気よく現れた金髪の男の子。
「今度は何やらかしたんだよガキども」
野次馬の間からヌッと現れた白衣を着た若い男が、頭をボリボリと掻きながら現れた。
「コイツ見てやってくれ」
コイツ、と指をさすランさん。
その指を辿り私を見る白衣を着た男は、目を見開いてため息を吐く。
「…これ誰がやったんだ」
男は私の前へと腰を下ろし胡座をかき、切れた足の傷をマジマジと見る。