ボクのお話。
「失礼しますっ、せんせ、凜が具合悪そうなの。ちょっと休ませて。」


「はい、どーぞ。」


保健室なんて来たことなかったけど、以外に綺麗だな。



「どうしたの。ベッドで横になる?」

「いえ、大丈夫です。少し落ち着きました。」




「まず、凜。ごめんなさい。私は謝らなきゃいけない。」



君が唐突に頭を下げた。


「なんで?謝らなきゃいけないのはボクでしょ?」



さっきから君はなぜか目を合わせてくれない。



「噂が広まったのは私が原因なの。」


え。
君が噂を、?
なんで。
やっぱりボクのこと、

君は話を続ける。


「あのね、凜が話してくれなくなって悲しくて。最初はいきなりあんなことされて驚いたよ?でも、やっぱり凜は大切なお友達で。」



友達。
その言葉がボクの胸に刺さる。



「それで、仲直りしたかった。でも、凜は話そうとしてもどこかへ言っちゃう。悩んだ結果、放課後教室で真由に相談したの。」



真由って、入学式の時一緒にいた子だっけ。



「そしたらね、真由は真剣に話を聞いてくれた。でも、教室に忘れ物を取りに来たクラスの子がたまたま聞いちゃって。」




その子が広めた。



とのこと。
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